買ってよかった!のびのび丈夫なベビー用レギンス
走ってころんで、やんちゃざかりのわが子。
着替えさせるのも大変で、いつも「待って~」と追いかけています。
「もっと着せやすい服はないかなぁ…でも丈夫じゃないと困るし」
そう思っていたら、ぴったりなボトムスを見つけました。
しっかり生地なのに伸びやすい、しかもオーガニックコットンを使ったベビー用レギンスです。
買ってよかった!と思ったので、半年使った感想をママ目線で書かせてもらいますね。
▶オーガニックコットンのベビー用レギンス
今回ご紹介するのは、生活アートクラブさんの「オーガニックコットン ベビーリブレギンス」。
60・80の2サイズ展開で、
トップスを選ばない着まわしの良さや、3シーズン使える応用力は秀逸!
とくに私が素晴らしいと思ったところをご紹介します。
▶魅力
1.すぐれた伸縮性
着せやすい
このレギンス、何よりすごいのは「伸縮性のよさ」!
伸びがいいから履かせやすい、だから忙しい朝も楽なんです。
ゴワゴワ生地だと、かかとに引っかかって上手くいきません。その点、イライラ感なく脱ぎ着させられるのは本当に助かります。
動きやすい
もちろん、これは子供自身も動きやすいということ。
公園での外遊びなど、思いっきり遊ばせたい時に重宝しています。
(因みに、どれくらい伸びるかというと10kgを超えても60サイズが履けるぐらいです。飽くまでうちの子の場合ですが、これには驚きました!)
2.厚手で丈夫
破れにくい
また、柔らかいわりには生地がしっかりしているのもポイント。
かなり厚手なので、そう簡単には破れません。
子供が歩きだしてからずっと履かせていますが、何度も転ぶわりにはヒザの
洗濯しやすい
こんなふうに頑丈なので、遠慮なく洗濯できるのも嬉しいですね。
食べこぼしや土汚れもガンガン洗えるので、オーガニックコットンではありますが「汚したらどうしよう」と思わず普段使いが可能です。
(うちではネットに入れてセスキ炭酸ソーダ+クエン酸すすぎですが、柔らかい風合いを保てています。ひどい汚れは石けんで部分洗いしてから洗濯機です。)
3.オーガニックだから肌にも環境にも◎
しかもオーガニックコットンが使われており、肌にも環境にもやさしいという優れもの。
NOC 日本オーガニックコットン流通機構という団体のもうける厳しい基準をクリアしているんです。
「薬品にたよらない」というポリシー
このNOC認定を簡単に説明すると、原料から完成品までなるべく合成化学物質を使わないというもの。そのポリシーは、こちらの4つの約束*1に凝縮されています。
- No-Blend 一般の綿と混ぜない
- No-chemical 化学農薬を使用しない
- No-Bleach 化学的な処理をしない
- No-Sweat 搾取的取引をしない(フェアトレード)
原料のコットンはオーガニック*2認証品が基本で、しかも生地加工に使える物質も限られています。
創設者の
「オーガニックコットン」と書いた商品はあちこちで見かけますが、こうした認定を経たものはまだ少数派。逆に言うと、この良さを知っている消費者が増えれば、お店やメーカーも「正当な裏付けのあるものを扱おう」と考えるでしょうね。
フェアトレード
また、レギンスの原料となる綿はフェアトレードです。
生活アートクラブさんに伺ったところ、「
農家には通常より15%高い収入など様々なメリットがあり、長期的に安定して栽培できる工夫がされています*3。
このように、自分の子供だけでなく作る人にも嬉しい仕組みになっているんですね。
▶ここで買えます
こちらのレギンスは、ネットショップまたは生協から購入が可能です。
1.ネットショップ
因みに、生活アートクラブの代表である
下記のインタビューからは、そんな富士村さんの「エシカルなモノづくりで社会を変えたい」という熱意を感じます。商品だけでなく、これからは売る人の考え方や倫理観にも目を向けなきゃいけないと考えさせられました。
ぜひ読んでみてください。
2.生協
また、生活アートクラブさんは全国の約40もの生協と取引があり*4、私の利用している「コープ自然派」もその一つです。
チラシにはおしゃれな雑貨や衣類もあり、こだわりの物に囲まれて暮らしたい人にはぴったり。見ているだけでも癒されます。
▶まとめ
丈夫で着せやすい、ママ思いのベビー用レギンス。
NOC認定だから化学物質の残留も心配なく、敏感な子供の肌にもやさしいのが嬉しいです。
また、産地を支援できるのも素晴らしいところ。服をえらぶのは家族のためですが、一歩すすんで「自分のくらしに関わる人のしあわせ」まで考えられたら素敵だと思います。
▶お礼
日本オーガニックコットン流通機構の宮嵜様には、認定の仕組みや背景などをくわしく教えて頂きました。
また、生活アートクラブさんには、BioReプロジェクトなどレギンスに関することをご教示いただきました。
この場を借りて、改めてお礼いたします。
*1:
2020/4/7閲覧。
*2:農薬や化学肥料に頼らず、自然の生態系や循環を利用・促進する農法のこと。もちろん、どうしてもの時には指定資材のみ使えますが、いまの主流農法と比べて圧倒的に人にも環境にもやさしい方法です。
なお、日本では農畜産物・加工品に対するオーガニック認証=有機JASがあり、違反には罰則もありますが、コットンに対しては管轄外です。そのため、正当な裏付けのない「オーガニック」商品が出回っている現状があります。
いちはやく法律が整備され、「これって本当にオーガニック?」という商品が取り締まられる世の中になることを願います。
*3:BioRe India About BioRe India
2020/4/7閲覧。
*4:
冨士村さんインタビュー参照。