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マスターオーガニックコーディネーター資格 取得のお知らせ

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 こんにちは、鈴木です。
 晴れて「内閣府認可 一般財団法人 職業技能振興会認定 マスターオーガニックコーディネーター」の資格を取得しましたのでご報告します。
 

食を取り巻く問題の複雑さ

 課程では、命にかかわる「食」の問題を環境問題有害化学物質法規制などと合わせて総合的に学ばせてもらいました。
 同じ団体の資格には

  • オーガニックアドバイザー
  • オーガニックコーディネーター
  • マスターオーガニックコーディネーター

 の3つがありますが、上の2つはオーガニックスーパー「ビオセボン」でも取得されたスタッフがいらっしゃるそうです*1
 単体で捉えがちな様々な問題が、実は複雑に入り組んでいること。そして、どの問題も行きつく先は「食べもの汚染」であることを、嫌というほど知ることになりました。そして、その先には「人として何を選ぶか」という哲学的な課題が横たわっています。
 子育ても仕事もあるなか、よくもまぁ…と思うぐらい大変でしたが、ほっとする間はありません。「周りの人のため、役立てなければ」という思いが募るばかりです。

 

便利な時代、じつは怖い

 このような勉強をしたいと考えたのは、情報化社会ならではのデメリット、そして「可視化されない問題」を知る必要性を感じたからです。
 たとえば、いま情報はあらゆる場所から手に入ります。検索すればどんな「答え」も瞬時に現れる、かつてない便利な時代です。
 ただ、こうした簡単さは不確かさとも背中合わせです。
 食の安全に関しても、webに氾濫する言説のどれを信じるかは「自己責任」…という部分があります。検索順位と正確さも、必ずしも関係はありません。目に見えない「但し書き」が大量に付いている、という前提で使うしかないのです。

 

可視化されにくい問題

 また、日本では「過去」のように扱われているモノも、現在進行形で私たちを脅かしています。
 たとえば、ダイオキシンなどの「環境ホルモン疑惑物質」。かつてはこれらの毒性そのものを疑問視するかのような議論もあり、いまはほとんど報道されません。
 ところが、WHO/UNEPはこうした物質の影響の検証や、環境ホルモンを特定するための手法について国際的な合意の必要性を訴えています*2
 また環境省も、子どもの健康と有害化学物質との関連性を明らかにすべく、2011年から「エコチル調査*3」を開始しました。
 報道がされない、影響の深刻さがまだ分かっていないからと言って、「忘れてよい」ということにはならないのです。

私の目指すもの

 そんな時代にあって、私は時代の流れの中で見過ごされがちなこうした事柄を、1つずつ拾い上げてゆきたいと考えています。それはこのブログや雑誌 月刊『食べもの通信』を通じてになるでしょう。
 そして、大切な子どもたちに「自分を守る方法」として食べものの大切さを伝えてゆくことも、重要な仕事です。
 生まれたての赤ちゃんも、20年経てば大人として経済活動を始めます。その時までに「何を選ぶべきか」という基準を伝えられるかどうか、その責任は親やまわりの大人にあるのです。
 微力ながら、このような形で皆さまのお役に立てたらと思います。これからも宜しくお願いします。

*1:ビオセボンさんに確認済み

*2:WHO/UNEP「内分泌攪乱化学物質の科学の現状 2012年版 意思決定者向け要約」http://www.nihs.go.jp/edc/files/EDCs_Summary_for_DMs_Jpn.pdf 2020年8月5日閲覧。

*3:環境省「エコチル調査とは」調査で解明したいこと 同上。